松山の方より相続に関するご相談
2024年12月03日
Q:相続財産の調査について司法書士の先生に質問です。父の銀行通帳が見つからず困っています。(松山)
松山在住の50代(主婦)です。松山に暮らしていた父が亡くなり、お葬式は松山の葬儀場で執り行いました。今は相続人の三人(母と兄と私)で相続財産を調べていますが、肝心の父の金融機関口座の通帳やカードが見つかりません。母の話だと退職金は手つかずで、まとまった金額をどこかの銀行に貯金しているそうです。どこの金融機関だけでも分かればその金融機関へ問い合わせもできますが、何も分からず相続財産の調査が行き詰っている状況です。口座の当人が亡くなっている場合はどのような調査を行なえば、特定する事が可能でしょうか。(松山)
A:相続人の証明のために戸籍謄本を用意して、心当たりの銀行に問い合わせましょう。
まずは心当たりの金融機関にあたるため、生前にお父様が遺された遺言や終活ノートが無いかを確認して下さい。通帳などの資産情報をすべてを遺族が把握していない事は一般的です。そのような内容を手帳やメモなどにまとめている可能性もあります。相続人は故人の口座有無や口座残高、取引履歴に関して情報開示を求めることが可能です。遺言や終活ノート、メモなど情報が全くない場合は次のような事から探してみましょう。
今一度探しても通帳やキャッシュカードが見つからない場合は、金融機関からの郵便物や粗品、カレンダーなどを手がかりにしてその銀行などに問い合わせる事も一つの手です。それらの手がかりも全く見つからない場合は、自宅や勤務地近くの銀行に直接問い合わせを行います。ただし、故人の口座有無や口座残高、取引履歴に関して情報開示を請求する際は、相続人である事を証明する戸籍謄本が必要となりますので、事前の準備が必要となります。
相続人や財産の調査等、相続には面倒や負担も多く、思うように手続きが進まず予想以上に時間がかかることもあります。ご自身での調査が難しい、またはご不安がある場合は、相続の専門家が在籍する松山相続遺言相談室に依頼し、専門家に託してみてはいかがでしょうか。戸籍の収集から財産調査、相続手続き全般について相続の専門家が豊富な経験をもとにしっかりとサポートさせていただきます。
松山にお住まいで、相続についての相談がある方は松山相続遺言相談室の無料相談をご利用ください。松山の司法書士が親身になって相続や遺言書作成、生前対策に関して全力でサポートをいたしております。お気軽にお問い合わせください。(松山)
「生前対策まるわかりBOOK」に愛媛・松山の専門家として紹介されました
当相談室の代表 司法書士・行政書士 西森が「生前対策まるわかりBOOK」に愛媛・松山の専門家として紹介されました。